☆駆動系をスムーズにと言うお話です。これが出来れば長時間飛行への道が開けます。

 
 ☆まずはベアリングです。
 EPコンセプトの駆動部分には全てベアリングが使われています。ベアリングにはグリスが入って
 いますので、これを石油などで除去します。(グリスを全部除去しなくてもいいです(^^))ただし
 メインマストに使う、EH−16ベアリングは除去しないで使います。(分解するのがメンドクサイ)
 その後は、高品質のベアリングオイルを塗布しておきます。(私はスクワット・ベアリングオイル)
 電動ヘリは平均7〜8分ぐらいの飛行時間ですから、一度塗布すると、かなり持ちます。
 
 私は、3ヶ月に一回位の点検です。電動ヘリは手間が掛からなくていいです。ただ、誇りっぽい
 所で飛ばす場合は、注意した方がいいですね。ベアリングの軸周りに誇りが付くようでしたら
 頻繁に点検、清掃をした方がいいですね。
 ※そういえば、私の機体には15年前のベアリングが入っているかもしれません・・。長持ちします

 
 ☆組み立て時の注意です。
 写真は、プーリーシャフトですが、この部分が説明しやすいので、例に取ります。
 ここは、上下にベアリングが有り、プーリーとEH-33ピニオンギヤ16T(テール駆動用)で
 サンドイッチする取り付け方法ですが、ベアリングが入っているからつい上下から抑える感じで
 取り付けてしまいます。しかし、多少はガタを付けた方が良いと思います。本当に僅かですが
 隙間を作りましょう。(熱膨張も視野に入れましょう)ベアリングも長持ちしますよ(^^ゞ 

 マストの取り付けも僅かにガタを付けています。0.3ミリ位ですが、背面飛行する機体も同じです。
 とにかくベアリングに余計な負担を与えないことが大切です。

 マストの直径と合うシムが有ればそれを付けてピッタリ合わせ、後でシムを抜くと言うことも出来
 ますね(EH−39とHE−37の間に)(^-^)

 
 ☆お待たせしました。テールベルトの張り調整です。
 これからお話しすることは、私が昔から行ってることで、今まで不都合はありません。

 まず、テールベルトにラジコンカーのダンパー用シリコンオイルを塗ります。心配な方はベルトの
 歯が無い方に薄く塗ってください。その状態で、一週間置きます。シリコンオイルなんか塗ったら
 プーリーが滑っちゃうじゃないか(>_<)と思うかもしれませんが、シリコンをベルトに染込ませる
 事で、ベルトの柔軟性が増し、プーリーに良く絡みます。その結果、余りベルトを張らなくても
 歯飛びが少なく、柔軟性がましたベルトは、フリクションロスが激減します。
 ダンパーオイルは400番とか、何でも良いのではないかと思いますよ。ベルト駆動のGPカーは
 とっくの昔からやってますから、知ってる方は多いと思いますが(^-^)

 
 ベルトの張り具合ですが、シリコンを塗布して、十分柔らかくなったベルトは余り強く張る
 必要は無いです。 
 私がやっている方法は、まずテールブームを取り付けるフレームのネジ4本を緩め
 テールブームが前後にスライドするようにします。後は力を入れずに、止まるまで引っ張り
 (引っ張ると言うより移動するかな・・)軽く止まったら、そこでネジを締めて固定します。
 (ネジを強く締めると、ねじ山がバカになります。ねじ山が駄目になったらあわてずに長いビスを見つけて締めれば
 大丈夫です。)

 引っ張らなくて大丈夫なの?と思われるかもしれませんが。柔軟性が増したベルトは十分 
 プーリーに絡みつきます。
 ※スタントをする場合は少し張ります。勿論、上記の状態で、簡単に歯飛びする場合はもっと
 張ってください。(^^ゞ 写真をクリックすると動画が見れます。Windows Media Player778 KB
 ←どれだけ惰性で回ればいいか参考にしてください。

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