やっとモーターの話です。普通一番初めに来るのではないか?と言われそうですが。実は
 機体組み立ての基本が出来てないと、一番ダメージを負うのがモーターなのです。
 可哀想(~_~;)・・・・・。だから一番最後に登場です。(^^ゞ

 
 お待たせしました。モーターのお話です。といっても今までの工夫を施せば、全く問題なく
 例え慣らしをしなくても、飛行できます・・・・・・・・。でも何か書かないと・・・・・。(^^ゞ
 
 写真のモーターは京商Kスピード・ヘリ用ストックモーターです。多分15Twだったと思いますが
 一世代前のもので、今は確か、Sパワーモーターが付いていると思います。たしか14Twです。
 共に、ベアリング無しで、分解不可能、ローター部分に小さい冷却ファンが付いてブラシも
 硬めです。

 このモーターでスタントも出来ます。普通の飛行は楽勝だと思います。しかし、今まで書いた
 ことを実行しないで、フライトすれば数回でパワーが無くなり使えなくなるでしょう。うまく使えば
 100フライトは出来ると思います。(たまに、本体から外して、無負荷で回します)
 

 
 モーターで一番痛むところは、コミュテーターですね。ブラシも痛みますが、交換すれば解決
 します。でもこの部分は交換できません。機体のフリクションロスが多くピッチ設定や、合わない
 ピニオンギヤ、ロス抵抗の多いコネクターを使うと、一発でオシャカになるかも知れません。

 どこが悪くなるのでしょうか?表面が黒く酸化するとか、表面が荒れるとか、目に見える事も有り
 ますが、一番の原因は、コミュテーターの真円度が崩れる為です。チェック方法はモーターを
 無負荷で回し。(4.8v位で)ブラシに付いている、線に指を当てます。この時にブルブルぶれて
 振動がある様でしたら、真円度が崩れています。このブレは新品時には殆どありません。
 この状態では、モーターが回転中ブラシがジャンプしてしまい、接触圧力不足で、電流が上手く
 流れません。それでパワーが出ないのです。 主な原因はオーバーヒートです。
 ※モーターをオーバーヒートさせてはいけません。私は50度以下で使っています。(夏場でも)
 

 
 そこで役に立つのが、このコミュテーター研磨機です。真円度が崩れたモーターも生き返ります。
 持っていれば便利ですが、バイト(研磨用の刃)をダイヤモンド・バイトにしないと綺麗に削れない
 場合もあるので、かなりの出費です。ブラシモーターでスタントをビシバシやられる方は、必要で
 すが、ホバリング、や上空飛行オンリーの方は、必要ないと思います。私が導入したのは3D
 を遣り始めた時点です。(^^ゞ

 機体のフリクションロスを少なくして、コネクターに高効率の物を使い、充電器用の親バッテリー
 にしっかりした物を使えば(親バッテリーは重要です。)そこそこの充電器で充分飛びます。
 1回飛ばしたら、モーターを充分冷やし、2回目の飛行をします。その時チョットでも元気が無い
 様でしたら、飛行を中止して、原因を探します。そのまま飛ばしていると、モーターが傷みます。
   

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