☆EPコンセプトで一番悩まされるのは、ガタの有るローターヘッドのピッチを測る時です。
 私は、この方法で満足な飛行をしています。ちなみに、1号は2°2号は3°のガタ有りです・・・。

 
 トラッキング調整です。EPコンセプトを購入して、一番悩むのがこの部分では無いでしょうか?
 説明書には、(ハイピッチ約+10〜11・ホバーピッチ+8・ローピッチ+-0)と書いてあります。
 簡単ですね・・・。(>_<)しかし、この機体は上手い方が組み立ても、リンケージに凄いガタが
 ありますから〜ぁ(>_<)。いったいどこを基準に測ったらいいのかワカリマセン・・・・・・・・。(>_<)
 
 まあ、どんな機体でも必ずガタは有ります。写真はEPコンセプト3号機です。この機体は、
 メインローターの角度で言うと、約4°ガタが有ります。凄いでしょ。かなり注意して組み立て
 ても、これ位のガタが有るのです・・・。ガタが有るとピッチの測り方を工夫しなければ、
 たいがいピッチが少なく調整されてしまいます。(高回転になる)

 ここから下の測り方は、私が行っているものです。参考になるか分かりませんが、この方法で
 飛ばしています。

 
 左の図をご覧ください。この図は想像です、現実には色々な現象が重なると思いますが
 簡単に考えると、メインローターは常にゼロピッチに戻る力が働くみたいです。
 ガタが有っても、メインローターが戻る力で、リンケージが押されて、結果ガタが無い状態
 になります。 正確には逆側にピッチ4°分のガタが存在しますが・・・・。

 飛行中はピッチ操作にガタが有るとは思えない、微妙なコントロールが出来ますから、多分
 このような力がはたらいているのでしょう・・・・。 (~_~;)

 0ピッチ付近はピッチ4°の不感帯が有りますけど、この部分がどう影響するか分かりません。
 (飛行中、分からないということは、悪い影響はないのかな・・・。(~_~;))

  

 
 ピッチ角の調整前に、準備をしましよう。まずメインローターを取り付けます。次に写真の
 様にローターグリップのロッドエンドを外し、グリップが水平になるように、メインローター
 を前後に微妙に動かし釣り合いが取れる位置で固定します。この位置がニュートラルの位置
 です。
 
 ピッチゲージをローターにセットして、ピッチを測りますが、まずハイピッチから測ると良いと
 思います。必ず飛ぶのに必要なピッチですし、一番決めやすいですからね。
 ハイピッチは+10〜11°です。プロポのピッチポイントは100ですね。

 ※以下の方法は、特殊な測り方ですが、他の機種でも有効ですから、身に付けてください。
   
 早速測ってみましょう。まず、スタビライザーブレードを赤矢印のように指で支えて、
 ピッチゲージを軽く(ホントに軽く、ガタを寄せる感じで)左に捻りながら測ります。本当に軽く
 捻ります。この状態で、+10〜11°になるように、ロッドの長さを調節します。次にローピッチを
 測ります。ローピッチは0°です。ここで問題、今度はどちらに捻ればいいの?となります。
 私は、この場合どちらにも捻らないで測っています。この部分は飛行しながら調整します。
 リンケージ的にはプロポの舵調整を最大にした場合でも、作動量が足りなければ、
 サーボホーンを大きくしてリンケージをやり直す必要があります。例とすれば、-1°まで取れる
 ストロークがあればよいです。マイナスピッチを測る時はプラスピッチとは逆に軽く捻ります。
 ストロークが良ければ、ホバリングピッチ+8°を測ります。これも捻って測ってください。
 
 ☆この状態で飛行して、機体がなかなか降りてこなければ、ローピッチをマイナス側に調整
 します。

 
 ピッチ角は写真の通りだと思います。この状態で、ホバリングから、上空飛行まで出来ます。
 スタントをする場合は、マイナス側を増やしますが、それはまだ先の話ですから、このピッチを
 基本に通常飛行を身に付けて下さい。
 
 アンプの調整ですが、フタバMC-114Hを使用の場合は、BとCの間で、全開になるように調整
 します。”え〜全開にするの〜ぉ”と思うかも知れませんが、このアンプはそうする事で効率が
 良くなるのです。詳しくはアンプのコーナーをご覧下さい。

 ピッチ調整は、スロットル調整とセットで考えます。基本的にはメインローターの回転数で
 決めますが、回転計が無いと分かりにくいですね。ホバリングはプロポのスティックが50%の
 位置ですから、ピッチが+8°有るならば、後はスロットルポイントを調整して、アイポイントで
 ホバリングすれば良いと思います。 
  

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