機体 

 京商・EPコンセプトSR

モーター/アンプ

 HACKER C40-8L(KV3750)/Hyperion 50PB BEC

 プロポ

 futaba・FF8super

 受信機

 futaba・R146IP

サーボ 

 futaba・S135(P/A/E) 

ジャイロ・サーボ

 futabaGY401/S9253

ローター

 ノーマル発泡ローター・コンセプト10発泡ローター

バッテリー

 GP2200 9cell 10.8V / 2100 3S リポ

 EPコンセプトSR・2号機です。主力だったEPコンセプト1号機が飛行中にローターが抜け、墜落大破したので、現在はこの機体が主力です。
 
 この機体には色々なアイデアを使って、機体の性能を上げています。基本的には標準部品を一工夫しているだけですが、かなりの性能
 向上がはかれます。

 現在の機体は1号機で生き残ったパーツを取り付けて、前仕様よりもかなり変わりましたので、ご紹介します。
 
 ☆機体重量 959g(メインローター・バッテリー未装備)



 まずはフレームですが、大きく変わったのはエレベーターとエルロンサーボです。以前
 使っていた海外のサーボは飛行中に回路が焼けるというトラブルが起き、恐ろしくて
 使えないので、10グラム以上重いのですがメーカー純正のS135サーボを使っています。
 (サーボトラブルはブログ参照)

 後は、テール駆動用のプーリーをオプションの金属製を使っています。標準のプラスチック
 との実用性能差は余りありません。

 

 
 モーターはHACKER C40-8L(KV3750)です。1号機の墜落でも壊れませんでしたので
 この機体につけました。前回付けていたWALKERA380M(KV3100)との差は、トルクです。
 パワー的には大きな差を感じません。(モーターピニオンは14Tを使っています)

 アンプはハイペリオン50ですが、BECは使っていません。代わりに4.8v・300mAのニッケル
 水素バッテリーを使っています。重量的には不利ですが、圧倒的な信頼性と、セッティング
 時にGPヘリと代わらない扱いが出来ます。
 (モーターと別電源ですからモーターが回ることがありません)
 
 受信機はR139GPからR146IPに代えました。重量的にも25g位軽くなります。
 余りにも小さいので、性能的に大丈夫なのかな?と思いましたが、まったく問題なしです。

 ジャイロはGY240からGY401に変更して、サーボも専用のS9253に変更しました。
 この組み合わせにしておけば、間違いないのですが、反応が良すぎて、テールのベルト
 が歯飛びします。

 重量的にはこのサーボは不利なので、早くメーカー製の専用サーボが出ないかと思って
 います。

 フレームの裏ですが、バッテリーのマウントをカーボンで作りました。ノーマルのタイプは
 通常のバッテリーには良いのですが、リポバッテリーを使うと、リポの外皮に傷が付きます
 ので、このような形にしました。スポンジのような物は、カー用品である、滑り止め加工の
 スポンジです。これを使うと、ゴムバンド(パンツのゴム)を強く締めなくとも固定できます。

 
 アイドルギヤの軸はフランジベアリングを使っています。アイドルギヤの改造は当サイトに
 (改)にあります。

 ローターヘッドはフラッピングヘッド改です。このヘッドはお気に入りで、とても良い性能
 です。
 
 ローターグリップのリンケージ部分を長く伸ばして、デルタスリー効果を変えています。
 以前は2000回転付近で出る、振動に悩まされていましたが、この改造で振動がまったく
 出なくなりました。

 細かい所は、スタビブレードに穴を開けて軽量化しているので、それを覆うシールを
 カーボン地のシールを使い、カッコをつけてます・・・・。

 ミキシングレバーはEH202を使い、ボール部分を金属製に改造しています。
 このEH202は絶版品で手に入りません。でも、メーカーで売っているFRPローターは
 このような強化版のミキシングレバーを使わないと、トラッキングが合いませんし、合ったと
 しても、上空飛行でバラケマス。大変危険な思いをするはずです。
 
 このミキシングレバーを標準品にすれば良いのにと、知り合い達も申しています。
 この部分の自作しようにも、機械を買うだけで、幾ら掛かるか分かりませんね・・・・。

 

 テールサポートを付けました。当初はサポートを重量増加と言う問題から、取り付けるのを
 躊躇していましたが、これを付けることで、テールベルトの歯飛びが激減します。取り付け
 て、一度テストフライトしただけで、標準仕様としました。

 最初に取り付けたのは、コンセプト10用の物で20g近くあり、重いのでホームセンター
 で購入した、アルミパイプを使いました。全体的に少し長く作りましたが10g軽くなります。

 

 テールピッチレバーはWAYPOINTサーボに付いてくる小型のサーボホーンを使い
 ピッチレバーを作るのと同じ方法でベアリングを入れてます。

 ボールリンク側の長さが短いのですが、テールの抑え等はまったく問題なく、動きも
 スムーズで、良い結果が出ます。

 この機体も、基本的に標準の部品を一工夫して仕上げた物です。EPコンセプトは機体が軽いので、金属部品を多用する事無く
 よく飛びます。リンケージに多少ガタが有っても、余り問題が無いことがよく分かる機体ですね。

 もう改造の必要が無い位、十分な飛行性能が有ります。しかし海外の電動ヘリには全く敵いません。私はそれで良いと思いますね。
 別に張り合う必要はないし、一流フライヤーのような飛ばし方は、家庭を持っている身にはリスクが大きいですしね。

 
 つづく・・・・。

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