各部品の耐久性をレポートします。
私が飛ばしている現場は、砂と土が混じった運動場です。
(季節によっては草が生えてます)
あとは、舗装した路面などで、離陸、着陸をしています。
※飛ばす場所で部品の消耗は変わってきます。
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☆EH-41 テールローターグリップ☆(B) このグリップは旧型になりましたが、今でも使用している方はいると思います。 取り付けはダブルベアリング支持で、作動は良い感じです。(SR-Kはベアリング1個) ただ、矢印の部分に亀裂が発生します。殆んどの方がこのようになると思います。 でも、ノーマルのテールローターを使う場合このまま使っていても問題はありません。 この亀裂が問題で起きたトラブルは無いのですが、気分的には何とかしたいですね。 この部品の素材はこのような亀裂が発生しやすいです。私は予め、大きめに穴を開けて ネジをねじ込むようにしています。現在のSR-Kは違う物に変更されています。(形も) 心配な方は交換と言う対処が出来ます。私は在庫が有るので、これを使ってます。 |
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☆EH-41 テールローターグリップ☆(A) こちら側は問題ないのですが、初めて見る方はボールリンク部分に不安を覚えるみたいです。 亀裂が入る素材ですから、よく考えたら不安ですね。 でも、これが飛行中に折れるようなトラブルは今まで起きた事はありません。 不安なら、キャリバー400やSR-Kのニューパーツが使えるので、問題無しですね。 ※亀裂は内側から、膨らむような圧力が掛かった時に入るみたいですね。 |
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☆EH-42 テールセンターハブ☆ テールローターグリップを取り付ける部分です。素材はアルミです。他社製品でよく聞く 飛行中にテールローターグリップのねじ込み部分から、ローターグリップが吹き飛ぶと言う 事はEPコンセプトでは一度も経験がありません。 まあ、高速ピルエットから、いきなりテールを止めると言う事を、EPコンセプトの場合余り しませんので、負担が少ないのかも知れません。(ベルトの歯飛びが有るので・・・) テールローターが軽いのも負担が掛からない一因かも知れません。しかし、キャリバー400は 素材変更があったみたいですね。何かあったのでしょうか? |
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☆EH-95A サーボマウント(SR)☆ (現在はEH-129 サーボマウントセット) ピッチレバーです。この部品はサーボマウントセット内に入っているので、この部品だけを 購入する事は出来ません。(この部品欲しさに買うとサーボマウントだらけになる) この素材も亀裂が入りやすいみたいです。私は全滅しました。写真の矢印部分に亀裂が出来 ます。これによって墜落したことはないのですが、気分の問題でしょうか?。(EH-129は未確認) 亀裂が入ったからと言って、瞬間接着剤で補強すると、瞬間の種類によっては、プラスチックが 侵され、ボロボロになる可能性があります。注意してください。 双葉のサーボホーンで自作する方がいいと思います。 |
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☆EH-47 テールピッチリング☆ 写真はEH-46(テールPCプレート)が付いていますが、矢印の部分に亀裂が入る場合が 有ります。どうもこの素材は経年変化や内側から広がる圧力に弱いみたいで、このような 亀裂が発生します。(これが原因で墜落したことはないです) この裏側に有る切れ目は、EH-49(テールピッチレバー)が絡む金属ピンを入れるために 元から有る切れ目だと思います。私の持っているのも全てに有りますから・・・。 現在発売されているSR-Kの物はこれとは別の物です。改善されたと言うことでしょう。 テール部分はキャリバー400XPの物が使えると思うので、高剛性が必要な場合対処出来ます。 |
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☆EH-35 アイドルギヤ☆ 私はこのギヤで苦労した事はないのですが、モーターをハイパワーにすると16T部分が 弱い感じがします。(当サイトに改造記事あり) ですが、EPコンセプトで一般的な3Dを楽しむ場合に必要なモーターパワーでは、このギヤは 長持ちします。 ただし、この材質を侵さないグリスを使わないと長持ちしないかもしれません。私はタミヤ のセラミックグリスを使ってます。 私的には、殆んどメンテナンスしてません。 |
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☆EH-34 メインギヤ☆ このギヤも全く問題無しに今まで使用して来ました。このギヤが破損した経験はありません。 現在EPコンセプト2号機はアイドルギヤの16T部分をアルミギヤに改造していますが、この メインギヤはそのまま使っています。現在の所全く問題ありません。 |
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☆EH-116 ピニオンギヤ16T☆ ピニオンギヤは14T〜16T (絶版で18T)と有りますが、このギヤが消耗する事は私の場合 全くありません。消耗して交換した事も無く、予備も必要ないのではと思います。 このギヤを取り付けて、バックラッシュを取る場合、少し浅めに取り付けることで、ギヤノイズ が静かになります。深めにすると独特のノイズを出します。 このギヤが消耗する場合は機体のフリクションロスが大きいと思いますので、駆動系の 調整が必要です。 |
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☆EH-9 4x10x4ベアリング(ローターグリップ)☆ EPコンセプトの駆動系には全てベアリングが入っています。回転部分のベアリングは長持ち するのですが、このローターグリップ内のベアリングは酷使される部分です。 (ピッチスライダーは除く) 飛ばす場所にもよりますが、ホコリっぽい所や湿気が有る場合(雨が降る中の飛行)で 結構痛む可能性があります。重いローターを使った場合も痛むと思います。 しかし、たまに外して石油などで洗いオイルやグリスを塗布すれば、ホコリや湿気で痛む可能性 は減ります。 私は徹底的に使って、ゴロゴロ感が出てきたら、交換しています。 ローターのトラッキングが合わない場合はこのベアリングをチェックしましよう |
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☆EH-38・EH-37・1903 各ベアリング☆ 駆動系のベアリングです。このベアリングは殆んど消耗した事のない物です。このベアリングは 予備の必要は無いのではないかと思います。 ただし、たまに分解整備した時は、石油やクリーナーで洗う方がいいですね。そのようにメンテ していれば、機体の寿命分は持つと思います。 ※予備パーツは持ってません。 |
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☆EH-16 7x14x5ベアリング☆ マストに使うベアリングです。キットによっては外観が違う物が付いている可能性があります。 このベアリングはローターヘッドを外した時や、ローターヘッドを手回しした時に、ゴリゴリ感 が有れば交換します。 そんなに耐久性が無い物では有りませんから、私は予備を持っていません。これを交換する 場合、フレームを分解しないと交換できないので、面倒ですね。 私の場合、フレーム周りのビスを数本外し、無理やり開いて、外してますが・・・。 (エルロンサーボはマウントごと外しますが・・) |
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☆EH-43 3x6x2.5ベアリング☆ テールローターグリップ内のベアリングです。このベアリングもメインローターグリップ内の ベアリングと同様、ホコリや湿気が有る日の飛行などで錆びる可能性があります。 やはり、たまに外してメンテナンスすることで、長持ちします。この部分に気を使うとジャイロの 押さえや、ラダーサーボも長持ちしますので、たまにチェックしましょう。 頻繁に交換しませんので、私は予備部品としては持っていません。 |
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☆EH-51 ベルト☆ テール駆動用のベルトです。このベルトは耐久性は申し分ありません。ハッキリ交換時期が 分からない悩みがありますね。私の場合、新しいベルトはシリコンオイルを塗ってしばらく放置 してから使ってます。シリコンオイルはRCカー用のダンパーオイルです。 ただし、このベルトは歯の高さが低すぎて、よく歯飛びします。これが悩みですね。メーカーが 次期電動ヘリにこのベルトを使用したら、購入しません(^^ゞ 最近の物はベルトが少し長いです。リンケージをやり直さないと駄目かもしれません。 このベルトのお陰で、高速ピルエットは出来ませんね・・歯飛びするので・・・。 耐久性は有るのですがね・・。(ピルエットの止めで歯飛びしやすいです。) |
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☆Z1006 HP テール ドライブプーリー☆ この製品はカタログから落ちてますので、生産終了でしょうか? これが発売されて、すぐに購入したのですが、ベルトの歯飛びが一切なくなるかと言えば そんなことは無いです。歯飛びはします。耐久性ですが、ベルトの歯に負けるみたいで、歯の 部分がかなり消耗します。 プラスチック製のほうが長持ちする感じですね。現在2号機に2セット目を使用してます。 現在もテスト中です。 上記のベルトが伸びてくると、プーリーの歯の部分にダメージが来るみたいですね。 |
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☆EH-27 プーリー☆ キット標準のプラスチック・プーリーです。EPコンセプト3号機はこのプーリーを使用しています。 私の場合はプーリーストッパーをプーリーにエポキシ接着剤で接着して使用してます。 このプーリーは結構長持ちします。ベルトの歯飛びは金属製に比べて劣る感じはしません。 こっちの方が軽くて安いので、勝ってるかもしれませんね。 |
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☆Z1012-04 スピンドルシャフト☆ シーソヘッドに使うスピンドルシャフトです。材質はそんなに固くなく、墜落時に曲がる事で 他の部品にダメージが行くのを軽減する為だと思います。 その為、メインローター起動時に勢いでローターが”く”の字になった場合、そこで曲がる可能性 があります。重いローターを使った場合は、注意が必要です。 これが曲がると振動や、トラッキングズレを起こします。私の場合は曲がっても、色々工夫して 真っ直ぐに修正してます。なので、滅多に新品は買いません。 当たり前ですが、墜落や負荷を掛けなければ、長持ちします。 |
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☆EH-66A メインマスト☆ このマストは私が知るかぎり3回仕様変更しています。最初の物は写真手前のもので、矢印 の様にEH-17(ストッパー)のイモネジが付く部分が違います。この部分の太さは5.7φです 何か有るとこの部分が曲がります。オークションなどで落札した古い機体はこのマストが付 いているかもしれません。 現在はこの部分はDカットになり耐久性も上がってます。40グラムほどのローターを使い 3Dをしても飛行中マストが曲がる事はありません。 このマストは値段が高いので、少しの曲がりは工夫して直すことをお勧めします。 私は15年で3本位しか買ってません。 |
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☆EH-64 テールアウトプットシャフト☆ このシャフトもテールローターを地面で叩かない限り、飛行中に曲がったりした事はありません。 曲がっても工夫して、直せると思います。しかし値段が安いので、買ってもいいですね・・。 私はスペアーとして1個持ってます。ここ何年間はテールを地面で叩いた事は無いので曲がり ません。地面を叩く原因は、機体の重心が後ろに有るからだと思います。 バッテリー搭載時にスタビ部分を持って、機体の機首がやや下がるように重心を調整すれば よいと思います。 |
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☆EH-10A ミキシングレバー☆ EPコンセプトで一番悩むのがこの部品でしょうか。以前は強化型も(EH-202)も販売して いましたのでよかったのですが、今はこれしか選択できません。普通の飛行には問題なし ですが、スタントをすると剛性不足を感じます。ただ飛行中に破損した事はありません。 現在EPコンセプト3号機に、これを使ってます。勿論シムを使いガタを極限まで少なくしてます。 簡単な3Dには問題ないのですね。一見心配そうな一体成型のプラスチックボールも破損した事 はありません。しかし、夏場は剛性不足を感じます。 材質の変更でもすれば、良いのですが、メーカーさんはこれでよしと言うことでしょうかね。 誰か金属で作ってくれませんかね・・。100個位は売れるのではないでしょうかね。私は 2個買います。ベアリングはイラナイと思います。私がテストしますよ♪ |
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☆EH-121 ローターヘッド(シーソヘッド)☆ この部品は精度はいいと思いますが、マスト取り付け部分が長穴になり、グラグラになります。 取り付け時に2x15ビスを強く締め付けても、首の部分が歪んで、長穴になります。 でも、この部分は強く締めたいですけどね。墜落してこの部分が無傷でも首の部分が広がって ガタがでますね。そのままにして置くと、振動の原因にもなりますし、ミソスリも出ます。 簡単な対処法は、5ミリ幅に切ったアルミテープをマストに貼ってからヘッドを差し込むとガタ が減ります。他の対処法は当サイトにも有りますが、普通の飛行はこの方法でも大丈夫です。 マストの写真はここをクリック 巻き込むように”コ”の字に貼ります。マストの溝より幅が 広くないと駄目です。(EPコンセプト独特のマストの溝です) |
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☆EH-94 メインローターグリップ(SR)☆ この部品の耐久性も特に問題がありません。飛行中に破損した事もありません。墜落しても この部分は助かる可能性が高いみたいです。(42g以下のメインローターで試した場合) ベアリングが入る部分は少し穴が大きいようで、ガタが出ます。ベアリングの交換には良いの ですが、飛行性能からいうと、ガタは無い方がいいですね。メインローター停止寸前に、機体が 暴れるのも、この部分のガタを減らすと、起きなくなる場合があります。 (スキッドの剛性とかも有りますが) 私はベアリングを入れてから、外周の隙間部分に瞬間接着剤を流し込んでます。ベアリングを 外す時は、ビスなどを使い、外してます。(エンジンのベアリングを外す感じで) |
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☆EH-12 スワッシュプレート☆ 他のサイトの方はこの部分をタヤアミーゴのスワッシュに変えて使ってる場合が有りますが 私はこれを使ってます。上下のディスクにガタは多いのですが、多少のガタはヘリに有っても いいと考えてますので、問題無しです。墜落すると上下が分離する可能性がありますので 分離したら、瞬間などで接着すればいいと思います。ベアリングの耐久性も問題無しです。 このヘリは、ロッドで上下のディスクを押さえ込んでますので、飛行中に分離する事は無いと 思います。実際そのような経験はありません。 EH-20・ロッドエンドの耐久性も問題ないですね。よく冬場になると動きが渋くなるメーカーも 有りますが、これは大丈夫です。 |
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☆EH-97 メインフレーム(SR)☆ このフレームはSRの物です。初代に比べて軽くなってますが、剛性感は減っているようです。 飛行中に問題がでる事は無いと思いますが、初期型を使っている3号機と比べるとホバリング のドッシリ感が少し違うかなと言う感じです。 当たり前ですが、墜落をすると破損する確率が高くなります。ホバリングで落としたくらいでは 大丈夫のようです。(知り合いの機体が大丈夫なので・・・) 現在発売されているSR-Kの物は、少し仕様変更が有るみたいですね。でも互換性は有ると おもいます。(チェックしてませんが・・・) |
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☆EH-32A サブフレーム(B) ☆ 写真は初期の旧型です。この部品一年ぐらい前は全く入手不可能な部品でした。 現在は入手可能みたいです。この素材も亀裂が入りやすいものです。 とくに受信機を載せる部分と、フレームの仕切り部分にヒビが入りやすいです。 私は簡単な方法で補強してます。 もうちょっと硬いプラスチックでも良いのかなと思いますね。駆動効率も良くなるしギヤノイズ も少なくなりそうです。 |
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☆EH-96 エレベーターリンク☆ これもSRからこの形に変更されました。写真左のリンケージ側は、明らかに剛性不足ですね。 2号機にこれを使ってますが、小型サーボを使う場合は裏側から、リンケージをした方が 剛性が有ります。(2号機のページ参照) 飛行中に折れると言った事は無いのですが、フニャフニャですね。 (写真右のエレベーター・リンクは大丈夫です。) |
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☆EH-3 スタビホルダー☆ このスタビホルダーは写真の3.5グラムからEH-3Aの7グラムまであります。この部品は 破損する事はまず無いと思いますが、大きな問題としては”錆び”です。 とにかくチョット油断するとあっと言う間に錆びてしまいます。夏場は(汗等)とくに注意が必要 です。とにかくガッカリしますね・・錆びてしまうと・・・。(梅雨時期が最も危ないです) 対処策は色々有ります。飛行後にWD-40などをティッシュに付けて薄く塗る事です。もう1つは 表面の酸化膜をカミヤスリで削り取り、コンパウンドで磨いて鏡面加工すると錆びにくいです。 後はキャリバー400のアルミスタビホルダーに交換する事です。安定性に変わりは無いですよ 反応はいいですが。 |
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☆EH-4 スタビライザーバー☆ 2mmのピアノ線で出来ている、スタビライザーバーです。これも墜落しない限り、大きく曲がる 事はないです。飛行中も大丈夫です。厳しい方は位相が狂うのでは(飛行中に反って)とか 色々突っ込みどころが有りますが、私には分かりません・・・。 一番問題なのが、やはり錆びです。オークションで出品されているEPコンセプトは殆んど 錆びてると思ったほうがいいです。中には出品者様が交換して出してる場合も有りますが・・。 私は、飛ばし終えて帰宅したら、すぐにWD-40を塗布してます。これも表面の酸化膜を削って コンパウンドで磨き鏡面加工すると、錆びにくくなります。面倒くさいですが・・・。 |
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☆EH-11 サイクリックレバーリンク☆ この部品も全く不都合や破損、飛行中の外れ等は今まで一度もありません。 作動が渋い場合がありますので、チェックするといいですね。 当たり前ですが、予備部品として購入はしてません。 でも墜落した場合は、破損するかもしれません。当たり前ですが。 |
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☆EH-18 ピッチスライダー☆ EPコンセプトがノーマルで唯一ベアリングを使っていない回転部品ですね。 ベアリング入りの、スペシャルピッチスライダーはオプションで販売されていますが 私はこれをずいぶん使いましたが、6分位の飛行では問題が無いみたいですね。 3Dを考えているのなら、ベアリング入りを買った方が、ピッチストロークを取りやすいです。 (ガタが少ないので) 知り合いはこれを使ってますが、問題無しですね。(ホバリング&上空飛行) |
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☆2X15mmビス☆ (ヘッド止めビス) EPコンセプトのヘッドを取り付けるビスです。焼が入っているようですから丈夫な方ですが 最近のブラシレスアンプ(安価な物)はソフトスタートが効かない物が有り、モーター起動時に イキナリ回りこのビスが1発で曲がる場合があります。このビスが曲がると、大きな振動が でます。 ノーマル仕様のパワーユニットでは(ブラシモーター・ヘリ用アンプ)では問題ないのですが 安価なブラシレスアンプでは問題ありのようです。私はモーター起動前に、メインローターを 指で回してから、モーターを起動してます。(この方法なら曲がりません) 現在は2.6oのネジ改造して使ってます。(加工は穴を大きくするだけですが、難しいです。) |
つづく・・・。 | |
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