機体 

 ヒロボー・シャトルZXX

 エンジン

 OS32SX-H(リング)→ OS32SX-H ABC 

 プロポ

 旧FF7→ FF8super

 受信機

 FP-R139GP→ R-149DP

サーボ 

 S9001x3(A/E/P) S3001(T)→ S9252(A/E/P)S9001(T)

ジャイロ・サーボ

 JR・G450/フタバS3001→ futabaGY401/S9253

ローター

 ヒロボーノーマル木製→ ジグソーGP-4L550

その他

 マフラー・ハットリチューンドサイレンサー  燃料THC
 

 この機体は98年4月に購入、とても気に入った機体で、色々な3Dフライトに挑戦しました。これは無理だろうと言う飛行をどんどんこなし
 この機体で出来ない物があるのか?と思わせるほどでした。(当時の一般的な3D)操縦性も良く、墜落はオートロで2回”コケタ”だけです。
 オートロ時テール駆動が有りませんから(リミッター未搭載)バック・オートロはアイドリングを高くしてやりましたが、感覚をつかむには十分
 でした。

 一番凄いなと思ったのは、背面オートロでしょうか。背面からアプローチして180度ロール、さらに180度ロールしまた背面、そこから高度
 10メートルで180度ロールし着陸、当時30機では考えられませんでした。その時見ていた人もビックリしたようです。最後の飛行は05年春
 頃で今流行のスネークも出来ました。 しかし、設計が古い機体ですから、最近の高速3Dには耐えられないようです。

 特にデジタルサーボを搭載してから、リンケージが逃げられない状態になり、(サーボの保持力が高いので)複合舵を使った時に
 (ピルエットフリップ等)ヘッド周りのプラスチック部品が割れました。墜落はしませんでしたが、サーボのギヤにもガタが出ましたので、
 かなりの負担が飛行中掛かったのかもしれません。でも、この機体でそこまでやりませんよね・・。(~_~;)私はこの機体が好きです。








  この機体は少しテールヘビーなのでフロント
 のスキット・ブレースを前に出しています。
 そのために、アンダープレートをFRPで作り
 ました。せっかく全備重量2800gと軽量です
 から、ウエイトなしで解決したいですね。

 こっちの方がカッコが良いと思いますが・・。

 (エンジンは外して有ります。)








 ご覧のようにジャイロは前に搭載しています。通常はエンジンファンカバーの前ですが
 これもテールヘビー対策です。それと、オイルや振動からジャイロを守るのにも都合が
 よいですね。

 シャトルのリンケージは何回もやり直しました。ミキシングなしでスワッシュプレートが
 水平に上下するようサーボホーンを数個製作しました。ですが最終的にはミキシングを
 少しかけて、妥協しました。ただリンケージの剛性感は今でも十分のようです。
 
 燃料タンク内の細いシリコンチューブは、半年で交換するようにしていました。

 この部分のオプションは、ロングメカデッキのみです。






  ヘッド周りのオプションは、SE スワッシュプレート・SEウォッシュアウト・強化型
 ドラックボルトです。ガタがある部分は京商のシムを使い調整しています。

 SEスワッシュプレートは、ガタが無い分回転が渋いので、モーターに取り付けて回転
 させて、慣らしました。(ガタがあるよりましですね。)

 ローターグリップ内のスラストベアリングは定期的に点検、グリス塗りをしています。
 スピンドルシャフトはよく曲がりますから、頻繁に点検、または交換しています。

 この機体は、軽いカーボンローターを使うとスピンドルシャフトには良いです。
 私はGP4を使っていました。






  水平尾翼はこのように加工して使っていました。ただバック飛行などには無い方が
 良いので、最終的には取り外しました。

 テールのリンケージは、この部分にテフロン加工したパイプを数センチ使用してます。
 ガイドが目的で、リンケージのピアノ線はむき出しです。

 テールサポートパイプは標準の物で、98年から無交換です。よく振動でネジ部分に
 ヒビが入り折れるそうですが、問題なく使えてます。
 







 テール周りのオプションは、SE W型テールピッチレバーとテールローターグリップ
 です。垂直尾翼はバック飛行とピルエットなどの3Dがやりやすいように穴あけと
 小面積化をしています。

 テール回転部分のベアリングは頻繁に点検していました。必要な場合は、
 ベアリングのカバーを外し、スクワットのベアリンググリスを充填していました。

 特に注意したのが、リンケージをスムーズに軽く動かすことです。これ以上無理と言う
 ぐらい、軽く作動するようにしています。 ピアノ線ガイドのクリヤーパイプが通る
 テールギヤボックスの穴はバカ穴にして、パイプが上下左右に動くようにし
 シリコンパイプでサンドイッチして軽く止めています。
 結果、テールの押さえは抜群、ラダーサーボも長持ちします。
 




  
 
現在は、この様に箱入りシャトルになっています。(^^ゞ
 しかし良い機体でした。オプションも数点だけでまったく問題なく、軽量で
 スピンドルシャフト以外は、目立った消耗も無しでした。もちろん回転部分
 のプラパーツは定期的に交換してました。

 シャトルはマストを10φ化、スピンドルの強化、ピッチリンケージの見直しだけで
 今でも、十分通用する3Dヘリではないでしょうか。

 
残念なのは、ビデオを撮らなかったことです・・・・・。(p_q )しくしく

 
※通常の飛行及びスタントでは、スピンドルシャフトに問題ありません