テールピッチリング周りのガタに関してです。EPコンセプトをお持ちの方は不安に思うところです。

  
 ご覧の写真はEPコンセプト2号機です。

 この機体のテールピッチリング・ガタは、有名ですね。EPコンセプトを取り上げているサイトでは
 必ずと言っていいほど、この部分の改造記事があります。 このサイトでも2種類の改造方法を
 取り上げています。しかし、結論を言うと、高速バック飛行や3Dをしないのなら、あまり必要は
 有りません。最近2号機は改造をしましたが、それまでは標準状態で飛行をしていました。
 ホバリングでテールの抑えに不満はありませんし、ループやロールと言ったスタントと
 背面ホバリングでは全く問題がありませんでした。 なぜ問題が無いのでしょうか?それは
 実際にローターを回し、ラダースティックを動かしてみれば分かります。止まったまま動かすと
 必ず動かない範囲が有ります。(ガタの分)これを見ると不安になると思いますが、ローターが
 回っている状態では、ラダースティックにテールリングが完璧について来ると思います。
 ※試す場合は安全を考えて行ってください

 
 簡単に説明すると、テールローターの翼後縁が風圧を受けた時にガタの分だけリンケージが
 押されるから、つり合うのでしょう。多分(~_~;)・・・・・
 問題になるとしたら、テールローターのピッチが、ゼロ付近ですね。でも、そこまで使う方は
 余りいないと思います。(^^ゞ 

 テールが安定しない原因は、他の部分に有る事が多いです。特にテールリンケージは注意が
 必要です。私は3機のEPコンセプトに純正のテールリンケージを使っていますが、写真の様に
 改良しています。

 ※詳しくは、写真をクリックすると、そのページに移動できます。戻る時は、ブラウザーの戻る
 を使ってください。(^^ゞ ご足労をお掛けします。

 
 それと、墜落などで、EH-46テールPCプレート(白い部品)が破損して交換する時にCSリング
 (CS形止め輪)を外しますが(外すのは簡単です)部品を交換して、CSリングをはめた時点で
 EH-64テールアウトプットシャフトに入れた時に、動きが渋い場合があります。CSリングを入れ
 直した時にプラスチックのピッチリング軸が変形して、渋くなります。

 ☆そこで、テールピッチリングをドライヤーなどで暖めて、テーパー状の棒(丸い割り箸など)を
 差込、冷えるまで待ちます。この工夫で、樹脂部分が膨らみ、EH-64テールアウトプットシャフト
 へ組み込んだ時に動きが格段に軽くなります。
 
 勿論、新品を組む時にもこの方法は有効です。この部分が一番効くかも・・・。

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