機体 

 京商・EPコンセプト(旧型)

モーター/アンプ

 TAROT 450MX (3500KV) ピニオン16t/align RCE-BL35P

 プロポ

 futaba 8FG

 受信機

 futaba R617FS

サーボ 

 futaba S135(P) futaba S135(A/E)

ジャイロ・サーボ

 futaba GY401/S9253

ローター

 TAROT 360改造(黒) /FOLZA 450 EX  カーボンローター

バッテリー

  2200_3Sリポ


 以前の仕様は、非CCPMのスタビレス機でしたが、新しいフレームでCCPMの4号機を制作したので、テール周りを取り外して、
 フレームのみとなっていた3号機でしたが、京商さんのサポート終了大特価の売り出しで、無い部品が手に入り3号機の復活が可能になりました。
 という事で、ほぼ昔の姿で蘇りました。
 
 因みに、EPコンセプトは3機持っていましたが、最後まで残った機体です。墜落はした事が無いと思います。

 
 

 ☆機体重量 790g (メインローター・バッテリー未装備)

 ヘッドはメタルシーソーヘッドを使用しています。ローターグリップをオリジナルとは違う正
 デルタに変更しています。

 ダンパーのOリング部分はかなり硬くしています。詳しくはココを御覧ください。

 ミキシングアームは、コンセプト10の物です。

 ※EPコンセプトのミキシングアームでも、EXカーボンローターを使えば飛行出来ました。
  メンバーさんの機体でテスト済みです。

  フレームは、EPコンセプト初期の物です。サーボはS135を使ってます。
 メカ類は、全部フタバ製ですね。今時珍しいです。

 ピッチ機構は、このホームページにもある通り、フタバの丸い大型サーボホーンを改造
 して使ってます。ノーマルでも、3Dをしなければ使えます。ノーマルでもループ・ロールは
 十分可能です。

 モーターは、TAROTの青モーターです。パワー的には十分ではありませんが、貴重な
 アイドルギヤには優しいです。多分、ギヤが長持ちすると思います。
 一つ問題が有るのは、モーターのシャフトが3.5mmという事です。EPコンセプトの
 ピニオンギヤは3.17mmなので、このモーターには入りません。旋盤かボール盤で
 ピニオンの穴を3.5φにする必要があります。
 簡単な加工ではありませんので、450クラスの3.17mmシャフトのモーターを探す方が
 早いと思います。車用のブラシレスもKV値が合うなら使えるかもしれませんね。

 ESCは、アラインの35Aです。スロースタートも抜群ですから、ギヤを労わりたいこの機体
 にはベストです。

 スタビブレードは、T-REX500の物を少し改造して取り付けています。下記に書いてある
 カーボンローターを使用して3Dを楽しむには、必要かもしれません。

 これ位の面積が無いと、3Dを楽しむ最低限の舵が利きません。

 でも、3Dをする機体ではないので、必要ないと言えば必要ありません。
 この機体で、上空飛行をしていても私は楽しいです。

 テールのリンケージは、過去の3号機と同じです。テールギヤケースは、キャリバー400の
 物です。素材はやわらかいのですが、問題無く使えます。CA2045テールプラパーツは、
 複数の部品が入っていて、全てEPコンセプトに使用可能です。

 テールローターグリップは、SR-Kの物を使用。ベアリングはダブルです。シングルベアリングは、
 ハンチングが出ました。ベアリングは3x8x3と3X6X2.5(スペーサーに入れる)の組み合わせ
 です。本当は、3x8x2.5のダブルですが、高いので手持ちの物を使いました。

 3x8x2.5 ベアリングは、シールドタイプでは無いので、長持ちしないかも・・・。

 ローターですね。EH-15発泡ローターで飛ばすのがベストなのですが、このローターを手に
 入れるのは難しいです。EPコンセプトは、ローターを選ぶ機体で、例え、同じ長さ、同じ
 幅、同じ重さの木製やカーボンローターが有ったとしても、トラッキングさえ合わない場合
 が殆どです。
 ヘッド周りがリンケージも含めてガタガタですからね。ちゃんと作ってもガタガタです。
 ガタが多い程、重心が優れたローターが必要になります。中々ないですけどね・・・。

 一部の高級ローター以外は、ほぼ駄目だと思っていたら、FOLZA 450 EX カーボンローター
 が優れたローターという事が分かりました。このローター、仕様変更して無ければ、
 EPコンセプトのノーマル機体でも飛行可能です。 ※自己責任でお願いします・・・。

 下の黒いローターは、TAROT360ローターのB級品で、昔安く買えたものです。
 このローターも改造すると、EPコンセプトに使えます。改造は、ローターの先端に
 3gの鉛を埋め込み、ローターの翼断面の重心を前縁から30%以内に取る事で、
 使える可能性が有ります。※理想的には24〜25%です・・・。

 しかし、完ぺきにやらないと、とても危険な改造ですから、お勧めしません・・・・。
 
 クラブで器用な人が居ると思いますから、頼んで改造してもらうのもありかも。

 EH15発泡ローターと比べると、360では長さが短いのですが、飛行には問題ありません。

 450Lクラスのローターを取り付ける場合、ロータースペーサーが必要になります。
 取り付けネジは2.6mmですが、ローターは3mmの穴が開いています。そのまま取り付けても
 問題無いと思いますが、サーボ取り付け用のハトメのツバ部分を切って、ローターの軸
 にはめ込むと、丁度いい具合に取り付け出来ます。
 
 ローターの取り付けは、少し緩めが良いと思います。

 EPコンセプトのローターグリップを、アラインの450DFC用のローターグリップに換えると、
 このようなスペーサーは必要なくなります。ローターグリップの剛性も上がり、
 トラッキングも安定して、良い事尽くめになると思います。


 以上、色々書きましたが、古い機体なので、ローターグリップ周りの剛性も落ちている場合があり、カーボンローターを取り付けて飛行
 すると、ローターグリップやヘッド周りの破損も考えられるので、十分注意が必要です。今回書いた、カーボンローターは、重さ的に
 32g程度の物で、発泡ローターの27gとそれほど変わりません。

 EPコンセプトに使える、むかし販売していた木製ローターが40g前後ですから、木製ローターを使うより安全かもしれませんが、これは、
 飛ばす方の判断次第ですね・・・・。  とにかく、カーボンローターで飛ばす場合は、自己責任でお願いします。

 どうしても飛ばしたい方は、このHPのローターヘッドのガタ関係の記事をよく見て実践してください。なぜかというと、EPコンセプトの
 シーソーヘッドは、ヘッドのセンターが飛行中の負荷で狂い、段々振動が出てくるので、その対策が必要となります。メタルヘッドでも同じです。
 
 ホバリングは振動が無いのに、上空飛行して目の前でホバリングしたら、今にも空中分解しそうな機体全体の振動が発生した!
 それは、ローターヘッドのセンターがズレた証拠です・・・・・。軽いローターは、大丈夫なんですけど・・・・。







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